かんたんセルフチェック!がんリスク

かんたんセルフチェック!
がんリスク

がんとは、がんは、からだをつくっている細胞の遺伝子に傷がついてできた異常な細胞が、監視する仕組みをすり抜けて増えていくことで起こる病気で悪性腫瘍ともいわれます。

癌細胞は無秩序に増え続け、からだの臓器にがん細胞による腫瘤により、臓器の機能を低下させたりします。それだけでなく癌細胞ははがれやすく、リンパ管や血管に入ってリンパ節や他の臓器に転移するなど、広がっていく特徴があります。

がんの現状と目標これまでに行われた多くの疫学的研究によると、がんの危険因子のうち特に重要なものは、1)喫煙、2)食物等である。

Wynderらの米国における発がん因子の寄与度の推計によると、環境性発がん因子が男女とも約80%を占めており、これらの環境性因子のうち食物の占める割合が最も大きく、男性40%以上、女性60%以上に達するとしている。

食物についで寄与度が大きい因子として喫煙があげられている。
Dollらの推計でも、発がん因子のうち食物の寄与度が最も大きく35%、
たばこが30%を占めると報告している。

これまでの疫学的・実験的研究から発がん危険因子の寄与度の推計が行われている。
アメリカのNCIでは食生活の改善により、約8%のがんが予防でき、
喫煙対策の推進で約8%のがんが予防可能であると推計している。